『梅雨のアコギ〜ShowBoat presents 永遠のギター少年の夢〜Vol.1

 


2007
615() 高円寺ShowBoat

〜出演〜

田中一郎
斎藤誠

opening act

黒葛原りつ

  

 

 

 

 

※ところどころ、勘違いや思い違いがあると思いますので、、、、予めそのあたりご了承くださいませ、、、、


高円寺といえば・・・即、ジロキチを連想しちゃう私なのですが、今回は違います。

 

ライブのお知らせがあってから、

どこなんだろ・・・と、調べてみたところ、出口は一緒なのだけれども、どうやら反対に行くらしい。

場所を偵察がてら、チケットは店で買ってみたりしたのでありますが。

いやあ、、チケ発の時間帯はそうでもなかったけど、ライブの開場時間近くになって行ってみたところ。

 

ココハ ホントニ コナイダト オナジバショ ナノデスカァー?

 

というのがその感想。

オープンエアというか、屋台風情というか。街に満ちる熱気がなんとなくアジアーンな賑わいを感じるという。

 

が、今日は寄り道してる場合ではないので、そのまま突っ切るとします。

既にチケットは持っていたので、とりあえずグイグイ前に行ってみる。

ドリンク代をお支払いして、いざ入場。

・・・・今日はかぶりつき、やりませんから、、、

 

いい具合にテーブルもあったので、そちらにて本日の座席決定。

(すみません、何気に椅子の座り心地よかったです。時々、座りっぱなしライブではキツイという椅子もなきにしもあらず、、、)

 

お店は地下にあります。

ステージはわりと奥行きが広く、ドラムセットがそのまま置いてあったりいたしますが、、、
まさかいくらなんでも今日はどう考えても使うまいにー(笑)。
なんとなく、、、高崎の某ライブハウスや名古屋の某ライブハウスに雰囲気が近いかなあ。

 

ほぼ時間に遅れがなく、まずは黒葛原りつさんのオープニングアクトがスタート。

ギターを抱えて、約3曲ほどかなあ。

後で誠さんもおっしゃってたけど、アタックがあるし、しかもキーも男性キーで、ガツンとロックしてくる唄でしたね、、

オープニングアクトとはいえ、ステージは相当やっていらっしゃると見た。

何とも堂々としていたように感じられたので。

 

そのまんま、、オープニングアクトから本編へと流れていくものかと思っていたのだけれども、

セットチェンジで客電がついたりして、、、すげーなー、と思ったのは、、

 

「ドリンクの追加はありますかー、注文お受けしまーす」

 

の声がかかること、、、そういうのって初めて見た。親切だなあ、、

だいたい、お客さんご自身でどーぞ♪てのが普通だと思ってたんだよね(笑)。

 

で、準備が出来た頃合いにまたおもむろに客電が落ち、、、いよいよ誠さんのご登場です。

 

====

 

子供の日のヨコハマでのライブ以来かな。なのに、随分久しぶりな気がする。

自分のなかで、すごく待ちわびたなあ、、という気持ち。

その久しぶりに「お会いする」誠さんの表情は、とてもすっきりと清々しくていらっしゃって。

予想ですが、現在進行中のレコーディング始め、色々なことが充実されているんだろうな、、、

ということが伺えるかのような。

 

照明の関係では、ココア色っぽい帽子(テンガロンぽい。)、グレーのスウェット、、、

もう少し濃い色のTシャツには、りんごの絵がちらり。そして、ジーンズってとこかなあ。

 

で、、、登場されるなり、、セッティングをば、、、、

ギターマイク(勿論、本日もマイクでとります)の位置を調整してみたり、、、座った椅子を、何度もキーコキーコ揺すってみたり、、、

(音が結構してたので、油を差したほうがよいような、、、)

 

だから、いきなりは始まらないで、

「一郎さんとは、10年ぶりくらいに会いました。でも、その前がまた10年ぶり・・・・という「希薄な仲」なんで・・・」(笑)。

 

ところが、実際にお会いしてお話してみたら、

双方とも記憶の彼方に隠れていたような、こんなこと、あんなことがいくつもあることが発覚。

ま、そのあたりにつきましては「アンコールなんてものがあったら」ご披露いただけるようでして。

 

ライブが始まるにあたり、

 

「これでもか!というくらい、ちっちゃい音なんで・・・」

 

と、一言添えられたのですが、敢えてそう言われた理由がこの後の方になってよく分かった次第であります、、

 

「間」を作ってしまうことに、とてもとてもとても心配をしながらも、セッティング、チューニング確認を無事に終了♪

 

ステージ近くに寄って確認はしていないんですけども、たぶんご自身のセットで使われたギターは2本。(アンコールは更に別だったかと。)

ララルのギターと、ガットだったように・・・見えます。

 

静かに「今僕を泣かせて」でスタート。

ボーカルも、ギターもちょっとブルースフィーリングを帯びた「黄色いダイアモンド」と続きます。

(最後のところで、ピックをさっとくわえて指で弾き、、、
そして再びピックに持ち替えてガガガガガっ、、、てな感じで弾かれたのには、、、すんごく撃たれました、、はい。)

 

そして、なぜか、、楽屋のモニターで見ていて気になっちゃったらしい誠さん(笑)。

オープニングアクトをつとめた、黒葛原りつさんの・・・生活ぶりを独自に想像してみる(笑)。

やれ、畳の部屋に違いないとか、、タバコはショートピースだろうとか、、かなり自由に想像しておられるのですが、、、断定的(なぜに(笑))。
それなのに、逐一、、

 

「すみませんっ!!

 

謝りまくる誠さん、、、

 

高円寺・・・は、何度もいらっしゃっている、、というのは私も存じ上げています(笑)。

ただし、そのディープゾーンへ踏み込むのは初めてでいらっしゃるとか、、、車を乗り入れるのにも、ドキドキしたのだそうであります。

 

少し前に梅雨入り(とは名ばかりのようですが、、)したことにちなんでこの曲を選んだらしいのですが、、、

この日もお天気だったように記憶しています。

 

RAIN

 

を、ガットギターで。

それは珍しいことらしく。

先ほどのギターとは、それはもう実にはっきりと音色の性格が違うのがわかります。

温かみがあるというか、音そのもののプロポーションが丸みを帯びているというか、、そんなイメージ。

 

そこからまた、音が途切れることなく「Waltz In Blue」へ。

正直「あれっ」と思ったのですね。この曲は、今まで本編にせよアンコールにせよ、
最後に演奏されるということが殆どだから。(例外もいくつかは思い当たるけれど)

 

「ま、まさかもうオシマイ?

 

よく考えればそれはないんですけどね(笑)。

いくらなんでも、3曲で終わっちゃったら悲しすぎ、、、よね。

 

カバーアルバムに入っている唯一のオリジナルナンバーがこれ。

当時のスタッフに、「1曲だけオリジナルを入れようよ」と言われ、わりとサクサクっと書けてしまった曲なのだとか。

なぜかというと、ライブのときに「喋り」でなく「唄」で感謝の気持ちを伝えられるんだ!と、思ったから。

 

(毎度おなじみ〜♪なトークも。今日はなんと、そのCDが売っており!!「よかったら、手にとって、財布をとって、、、」(笑)。

・・・控えめなんだか、そうでないんだか、、、よくわからないなあ(笑)。)

 

で、いったいどんな曲が入っているのか、、、という話の途中で、、

 

「スティーリー・ダンが来ますよね」

 

はい、そして、誠さんのカバーアルバムにも入っていますが。

 

そして、本来ならばホールでやるのではなかろうか、というところを、何と新しいライブハウスの柿落とし公演という、、

250人や300人しか入れないような、そんなところでのライブ。

 

・・・チケットが高い、、、2万なにがしという金額なのだとか、、、、、

 

ということで・・・これから貯金するそうです(ぇ。)。

 

本当は、カースケさんもthe bondのブログにて「大人買い」を宣言していた、、、

あのフェンダーの、、、ギターやらベースやらの、、、「食玩」。

あれを大人買いしたかったのを諦めてのことだそうです(ぇぇえっ)。

 

で、もうひとり。

やはり昨今、、話題を振り撒いている方が。ポール・マッカートニー!!

40何年ぶりに「東芝EMI」から、スターパックスとコンコードの設立した新レーベル「ヒア・ミュージック」へ移籍したという。

移籍もすごいが、「40何年やってること自体がスゴイ」とおっしゃる誠さん。

 

「あのひとは、いつもけしかけてきますね」

 

とも。

 

そんな流れから「My Love」を。

 

あれっ。と。

間奏が・・・ないアレンジ?これは初めて聴いたかも。いつもの調子で聴いていたもんで、ちょっとビックリでした。

 

そして、そのまま「素敵な最後へ」。

 

ネブラスカや、マーティンでのライブをご覧になったことのある方にはおわかりかと思いますが、バンドアレンジとは、間奏は全く違います。

違うというか、誠さんのそのときの勢いが、会場の雰囲気だとかノリを含めてどんどん変化していくものなのですね。

弾いているうちにどんどん熱を帯びていく。

 

終わった後に、、

 

「あついっ!!

 

と、叫んで羽織っていたスウェット脱いじゃいました(笑)。

最初は、やれ、楽屋のエアコンが効いているから、、といってお脱ぎにならなかったのですが(笑)。

 

チャコールグレーのTシャツだったと思うけど、、白いリンゴがくっきりと。

 

と、スイッチがぐいっと入ったのかなあ、、と思ったけれど、

それでもきっちりと「チューニング」は欠かさない、、そのことを自嘲的におっしゃってましたけども。

(のちほど、違う方法で猛烈にスイッチ入ることになりましたが(笑))

 

実は今回のセッションに関して、実際に会って打ち合わせということは・・・ないっ。電話も・・・・ないっ(笑)。

(・・・誠さんの言い方がねえ、可笑しかったです、、)

メールでのやりとりのみだったという。

(そのことに関しては、田中さんのブログにて拝見しました。曲決めであるとか、猛烈に飛び交ってたらしいですが(笑))

そしてまた、これは「皆さんの拍手次第」ということなのですが、、、

 

「アンコール」。

 

いつも、オマケ・・・みたいに取られがちだけども、

 

「オマケじゃない、オマケじゃない!!」(笑)

 

と、誠さんがおっしゃるような凄いことのようで。

 

「一郎さん、そこまでやるんですかっ!!」なものらしく。これは楽しみだーーー!!(ワクワク)

 

田中さんのロケンロールなライブの橋渡し的な曲をやろうとおっしゃる誠さん。

 

「ここまでおとなしかったからね」(笑)。

 

「フーは、好きですかっ!!

 

いえーい♪

 

「ま、前後は僕の曲ですけど」・・・そんな申し訳なさそにおっさらなくとも、、、、

 

それは「Doctor」でした。あれ、この組合せは聴いたことがあるような。

 

テンポを微妙に調整しながら(1人だからね、、、)

 

そう「Pinball Wizard」なのでした。

 

・・・・沸いたねえ、、、

というか、誠さんがギターから叩き出す(文字通りそんな感じ)ビートでもって
ぐいぐいぐいっと、お客様の気持ちを引っ張っていくさまが何っとも見ていて痛快で。

初めてのお客様も多い筈で、静かに見て下さっていたりもしたのでしょうが、ここいらで弾けましたね♪

しかも、ピート・タウンゼントばりに、右手をぐるんぐるん回す。ストラトじゃないけどね(笑)。

 

で、その「ぐるんぐるん」でぶつけまくっているのか、腕が取り返しのつかないことになってて、

鉄板が入ってるのは、ホントですかっ。チタンが入ってるって噂があるみたいですけどっ、、、

 

うはははー。

(全くもって個人的な記憶なんですけどね。2日前にやはり高円寺(このときはジロキチ)にて、

「チタンヘッド」な話を聞いたばかりだったから、、ウケまくっておりました。

て、これが分かるヒトってもしかしたら、あの日のShowBoatにはいなかったかもねえ、、なんともまあもどかしい(笑))

 

それでです。

 

何となく緊張気味な誠さん。

 

それもその筈で、ここで新曲のお話をば。

ま、緊張しないためにこういう曲順でやってきたんですが、、、という説明になんとなく納得。

 

「『し』さしぶりに、新曲が出ます・・・・・・・江戸っ子だいっ!」(笑・ま、まずいっ。とってもカワイイ、、、)

 

色々な事情から、5年半かかったけれど新曲が出ると。

(フライヤーも配られていました。誠さんがお気に入りというジャケットの写真も小さくモノクロで。)

 

でね、大事な話、相談、、、

というので、ウンウンそれでっ、、て聞いてたんですけどね。

 

「・・・買って。」

 

・・・・(笑)

 

「まだ発売されてないんだけど」

 

・・・って、ぇぇぇええええっ、そういうこと?(笑)。

 

今後全ての誠さんの唄の中で「最もキュートと言われる曲にしたい」との意気込みです。

 

例によって、ここ10年くらい「何かいつも女性にお願いしていてる(例・僕を泣かせて〜。)」
「うだつは上がるにしても、煮え切らない」男が次から次から出てきます。

 

「・・・果たしてそれは僕なんでしょうか?

 

えっと、、それはどうなんでしょうか?・・・疑問形に疑問形で答えてみました(笑)。

 

とりあえず、前置きが色々とあってなかなか曲が始まらない(笑)。

 

「・・・さっさとやろ」(笑)。

 

今回、東京で弾き語りというのは初めてなんだそうです。

だから、少々、、、緊張があったんだろうなと思います。

 

ヨコハマのGWのライブでは、小編成なバンドで初披露、、(その後の箱根でもやってらっしゃったとか?

それと、ぼちぼちご担当の番組でもオンエアになり始めています。

 

曲の全体像みたいなのはわかってきているのです、、、

そのエッセンスみたいなのを、ギター1本で表現されるのだけれど、、元がギター1本からスタートしているのだから

当然と言えば当然なんでしょうけれども。

そのあたりの再構築されたアレンジ、表現は本当にさすがというしかなく。圧倒されました。すごく嬉しくなりましたね。

 

で、何よりこの曲を唄うときの誠さんの表情がとってもいい。

嬉しそうというか、少し照れたような感じ、、、ほっぺにいっぱいいっぱい詰まっています♪

 

・・・女子ならば、これでノックアウトされましょう(笑)。

・・・男子も、これでノックアウトされちゃって下さいね(笑)。

 

そして最後は、カップリングの「夢のリスト」。

このごろ、「夢のあり方」について考えると言う誠さん。

 

「・・・持っているだけじゃいかん、、、と」

 

そういう気持ちを反映した唄になっています。

CDでも弾き語りでの収録・・・のようです。

 

「では、この曲を聴きながら皆さんとはお別れです・・・ラジオみたい♪」

(自分でツッコんでました、誠さん(笑))

 

とても優しい「うたごえ」なのに、、、

その短い一言一言が、思いのほかずっしりと余韻を残す曲のように私には思います。

 

マイクで直接音をとるというのは、初めての会場では、心配なこともあると思うのですが、

さすが、何回も色々な会場でやってくるとスムーズに行くようになるのですね(客席で見た限り)。

確かに、電気的に大きく大きく増幅させるわけではないから、そんなに大きな音はしないけれども、

音色のもつニュアンス、プレイのときの繊細なところまで、圧倒的に、ダイレクトに伝わりますね。

勿論大きければ、遠くへ伝わるのだろうと思いますが、

小さくたって、またそれとは違う質感のものを思っている以上にしっかりと届けうるのだ・・・と、改めて確信しました。

 

===

 

と、ここで休憩というか、短くセットチェンジ。

いっせいにお手洗いに向う人、ドリンクを求める人。

そして、ドリンクのオーダーを取りに回るお店の人。

 

・・・ここは、ようするにこれが普通なんだな。

 

===

 

田中さんのセットについては、ファンの方が書いたものがあればなあと思うのですが、、

ワタクシごときが書くには、あまりにモノを知らなさ過ぎます、、(汗)。

ので、敢えてここでは書かないことにしました。ゴメンナサイ。

 

ので、その人となりのようなものは、

この後のアンコールで、誠さんとのやりとりを通して少しずつでも書けたら・・・ということで。

 

それでも、いくつか印象に残ったこと、書いておきたいことを、、、

 

ギターはライン取りでした。

あそこまで、上がるもんなんだなあ、、、と。

音もさることながら、カッティング等々もパワフルで圧倒されまくってしまいました

田中さんにとって、とても大事な方をお見送りに行くお話と・・・。

 

そして、先ほどの誠さんのフーに触発されたらしく、、対抗して・・・(笑)

「移民の歌」・・・・しかも、日本語カバーでしたね。雄叫び上げられましたね〜。いえーいって感じです。

いやあ、、楽しかった盛り上がった♪

 

=====

 

田中さんのセットは、演奏を終えるともう、

敢えて余韻を断ち切るかのように、すっと下がられました。

 

アンコールの拍手が響きます。

 

ほどなくして、まずは田中さんがご登場し、誠さんを呼び込みです。

 

ええっと、、、田中さんのセット中に盛り上がってしまったらしく、ガソリンを投入されたらしい()

 

で、そんなこんななお話も、ほぼ生声でやってらしたような、、マイクが生きてなかったから。

しまいには、誠さん、、、田中さんの方のマイクにつかつかと寄っていって話すもんだから、、、

 

「漫才みたいー」(爆・うまいっ)・・・ですって()

 

・・・ギター2人で提げていたら、、ギター漫才?!

ふっと気づいたのですが、お2人のギターの構え方、、、構える位置かな。

誠さんの方がわりと上にかちっと構えるのに比べ、、田中さんはストラップ長めーーー、わりと下の方でという。

(どーでもいいっちゃ、いいんですけど()私なりに観察してみました。やっぱり音楽のスタイルの違いも滲むんじゃないかなあとか。)

 

カースケさんや、先輩の桑田さんとの繋がりを別にした、ソロとしての出会いも実は昔にあったことが判明したのだそうです。

最初はその件に関して、半ば疑いがあったようなんですが・・・。

 

「斎藤の「斎」は「斉」とは違う」

 

という話を延々30分もやっていた・・・という田中さんのお話に、

 

「あああ、それは僕ですね!そんな細かいことを言うのは()

 

と、一転認める発言になり、ここでもやっぱり説明を試みる誠さん・・・()

 

他、下北沢での出会い()、ナンバーワンバンドの福岡ツアーの話のもろもろ()

後から後から話がいーーっぱい出て来るではないの!

 

そして、ここへきてマイクから解放された誠さん。

「いーですね、自由に動く」

喜んで、ギター提げて動いてみる()

 

なところで、いきなりの「Come Together」。

最初に田中さんが唄い、次が誠さんだったかなー。

途中のブレイクでは、ピックをくわえてコブシ・・・ではなかったけか、、、手でギターのボディを叩いて音を出してみたり、、されてましたね。

うおーー、とか思っちゃいます♪

 

自分のセットでは(ポール)マッカートニーをやったのだけれども、「レノンはキーが低くていいですね」と、おっしゃってました。

声の太い、細い話でも、思わぬ方へ話がそれていって、、、、やや混乱する誠さん()

それでも、「じゃあ、もう1曲レノンを、、」と切り出したところで、「名司会ですよねえ」と田中さんに言われてしまい()

「子供のころから、タイムキーピング的な人間形成がされちゃってるんで、、、」と、言い訳っぽく答えてみたり。

 

とにかく、ここまでのテンションからして、「自分のセットとは違うじゃん」と田中さんにも言われるほどに盛り上がっていらっしゃる様子で()

でも、そういう田中さんもそれに釣られちゃったのか、テンションがぐぐっと高めな突っ走りぶりにそれを感じます()

「・・・あ、その話長くなりますかっ」って、誠さんに突っ込まれちゃう始末ですもん()

 

(誠さん、ご自分のギターに話が及んだときに、プレイ中にどっかぶつかって「流血」なんて事態になると、
「オレっていい仕事してるっ!!」て思うんだそうな)

 

Revolution」なのでしたが、、、唄いだしの一番は誠さんが唄うはずだった、、、でも、田中さんがいっちゃいまして、、、

間奏のときに、それが「おかしくておかしくて」という、、、誠さんなのですが、

二番・・・・「歌詞が難しいんだよ、、」()

なので、なかなか唄いださない誠さんに「さん、はいっ!」て、田中さんがカウントを入れたりするのですが、、、

 

・・・譜面ガン見!腰に手を当てて仁王立ち状態な誠さん・・・・()。かなり見ものでした。

・・・ギターを弾く手も、そこんとこは完全に放棄してましたし、、うぷぷ。

 

曲の後、「どーもすみませんでした!」と田中さん謝ってらしたです。

 

とはいえ、進行が心配になる誠さんが、、「進行は大丈夫ですかっ!?」と、田中さんに尋ねるもギターを気にされていた様子で反応なし()

そのまま「進行は・・・シンコーミュージックとか言わないでくださいよっ」と予め釘を刺しておく誠さん♪(・・・実際、危うくいいそうだったらしい。)

 

ARB時代には、「いとしのエリー」でどーん!と行く前のサザンの「前座」を何回かやったことがあるといえば、

誠さんも、ARBを後楽園ホールのリングのステージのライブを見に行ったこともあったとか。

 

てことで、ここでオープニングをつとめた黒葛原さんを呼んで、、、(畳の部屋は間違いなかったようです())

三人で一緒に「真夏の出来事」を。

ギターで補えない伴奏やら、コーラスの部分はところどころ「口」で補いながら・・・これも愉快♪・・・て、芸が細けぇぇぇ()

 

(この間も、段取りもなにげーに誠さんがとっていて「そんな自分が悲しいよっ!!())

 

オリジナルナンバーを唄われたときも、ばーん!と前に出る声だからなあ、、と思ったからぴったりの選曲だったのかもね。

しかも、楽しそうだしなあ。

 

で、、、曲が終わって舞台の袖に下がられたときに、「ちゃんとワンマンの告知もしておきなさいよ!」と田中さんに言われ。(ほんとにオトーさんみたい)

マイクだけが生きてたんでしょうか、、、「えっと・・・」声だけがしたもんで、誠さんも「ど、どこで喋ってんの!!」はげしくびっくりー()

ぱっと見、クールな方なのかなあと思ったのだけど、意外に愉快な方で。

確かに、今日のオープニングアクトにはふさわしかったかも♪

誠さんも、そのキャラに合わせてか時折きついギャグをかましていたようなんですが、、、

(ライブの)会場()、もっかい言っといたほうがいいんじゃないですか」

さりげなくも押し出してあげるように持って行く誠さん。やっぱりこういうところはさすがなんです。

 

彼女が下がられた後も、お2人の会話が交差するっつーか、噛み合わないっつーか、重なるっつーか()

要するに、お互いがお互いの話を聞いていない・・・と、それは会話じゃないですー()

その特にギターを手にしたときの、見事なまでのすれ違いぶりが笑えちゃいます。

 

次は、マッカートニー、植木()さんと並んで、誠さんがお好きという加山船長のうた。

昨年のライブ(ジョイント)で、ライブを見ていて泣いていたらファンに見つかっちゃったことが・・・。

(こういうときは、是非「見て見ぬフリ」をしてそうっと・・・視線を外して差し上げてくださいね・・・。)

 

ふと「・・・これって、アンコールなんでしょうか」。と、我に返る誠さん。

「いや、これね、アトセツ」と答える田中さん。

音楽もいい、トークもいい、、これがライブのモットーらしいです♪

 

話は戻り・・・「旅人」。

あとで田中さんのブログをよく読みなおしてみたところ、田中さんなりに込めた想いもおありだったようすね。

ロックなお2人のこの唄、すごくよかったんじゃないかなあ!!

 

バンド同士でのライブのジョイントもいいですね!!ぜひ。

ま、大変なのはカースケさんらしいですが()

 

次の曲は、、えっとモノを知らないワタクシ、、、多方面から調べました。

田中さんのサイトに、他のライブの演奏曲リストも発見しましたので・・・。

うっすらどこかで聴いた気がしてならなかったのでした、、、で判明です。

Got my mojo working(Muddy Waters)だと思いますね♪(You Tubeでも聴いてみたし。)

お2人の「それ、アコギですかほんとに?」なくらいのパワフルなギター同士が炸裂。ほんっとに痛快でした。

1回ブレイクとたと見せかけて、、、のところがほんとによかった♪あーゆーの大好き。

 

・・・このとき、後ろのドラムセットのとこまでいって、素手で叩きまくってましたが誠さん()

 

「・・・意外と鳴らないもんですね」って・・・・そらそうでしょう()

 

最後のナンバーは、、、

 

「僕が「ローリン」って言ったら「ローリン!」て言ってくださいよ!

 

と、おっしゃるので何だかわかっちゃったー♪

 

Proud Mary!!

 

(去年の桑田さんのAAAをご覧になった方は、わかるでしょうね。あ、いつぞやのマーティンで衝撃な展開もありました())

 

はいー、♪Rollin'♪のコール&レスポンス、、、楽しかったなあ。

完全にスイッチが入ってしまっている、誠さんのパワー全開な唄も嬉しかった、、とってもよかった!

 

最後は、中央にてお2人でガッチリと握手。いいシーンですね。

 

いんやーーー。

長い長いアンコールでした。でも、めちゃくちゃ楽しいから、終わるのがもったいなーいみたいな感じでした。

もう、エレキのライブですか?!というくらいにジャンプしまくってましたもん()

あれはやってる方のが、ゼッタイに楽しいに違いないですよ、何度も言うけれど(わはははは)

あれほどのアンコールの後でも鳴りやまぬ拍手が、お客様の気持ちに違いあるまい。

 

田中さんが出てきてくださいまして、、、

 

「シロートじゃないから、やる曲がないとは言いませんが・・・()

 

でも、またきっと機会を作ってやりますとおっしゃって下さいました。

そして、誠さんを再び呼び込まれたのですが、、、、

 

「え、もう帰ろうと思って・・・」()

 

ちゃっかし、肩からカバン提げて出ていらっしゃるではありませんかー、、、、

 

「芸、細かすぎ!!」と田中さんに言われるまでもなく大爆笑。というか、ここまでやる誠さんを見たのは久しぶりかもね()

誠さんなりの、大暴れの巻・・って感じかなあ()

 

「これ、アンコールですか?!」と問うたほどのそれは、かるーく40分は超えていたんじゃないかなあ、、、

いやはや。恐れ入りました、、、、、、、

 

後日、というか翌日だったかな。

もう、田中さんはサイトを更新されていて、、、読んでいてちょっと嬉しくなりましたね。blogにも。

 

こちらこそ、うんと楽しませていただきました。

ありがとうございました!!

いつの日か、是非対バンやってくださいっ!!

 

 


〜セットリスト〜
(
誠さんのところです。)

1
今 僕を泣かせて
2
黄色いダイアモンド
3Rain
4Waltz In Blue
5My Love
6
素敵な最後
7THE DOCTOR
Pinball wizard
9
天気雨
10
夢のリスト



=
アンコール=
Come Together
Revolution
3真夏の出来事(w/黒葛原りつさん)
4旅人
Got my mojo working
Proud Mary

 

 


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