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Vocal:南條倖司 Vocal:遠藤ケロ Drums:成田昭彦 Keyboard:深町栄 Guitar:佐藤俊之 Bass:角田俊介 Sax&Percussion:春名正治 Trumpet:鈴木正則
司会進行:斎藤誠(飛び入り?!) |
一体どんなイベントなのか、皆目見当がつかず、、普通のライブに尾ひれがついたようなもの?とか、すっとぼけた想像をしていました。 12月の師走の声を聞いてから、誠さんのサイトにてその詳細を知った次第。 それでも、一体どの程度の規模のものなのか、、やっぱりわからず、、、
追々、かなりな規模らしい、、会場も結構広いらしい、、などなど少しずつ判明してきました。
でも、そもそも、鶯谷って名前は聞いたことがあっても、
・・・で、どんなとこ?
全くわからないし、地図見てて想像するしかなく、、当日を迎えたのでありますが、、、
まだ若干日の高いうちに着いたせいもあって、 駅の改札を抜けて、ぐるっとクビを捻ってみたら看板が見えました。
『東京キネマ倶楽部』
あ、ビルの高いフロアなんだね。(←認識しないにもほどがあるって^^;)
先着のお友達と、係りの方に入場の時間についての確認をし、一旦、あったまりにいく場所を探しに行き、、、 15分くらい前かな、、、戻ってきてみると、ビルの前に人がワラワラと集まってました。
今回は一般の方と、関係の方と、、分かれているように聞いた気がします。 当然ながら、一般人なワタシですが、先にエレベータで上へ上がって来との指示があり。 上がってみると、既に整列が始まってまして、、、整理番号順らしいので、間に入れてもらう。 まあまあ、、じゃないかな、、という感じです。入場も、若干早めていただけたし。ありがたい限りです。
中は、やっぱり広い。ホントにホールって感じのところに、ステージがあり。 2階と、3階、、でも3階は実際にはお客さんが入るようにはなっていない様子です。 2階も、ぐるりと、、下のフロアを囲む感じというか、沿うように作られている様子です。 どうも、控えも2階席のようでして、、何気に見える、、というか見られてる?!感じです。でも、決して窮屈ではない感じ。 そして、天井にはお約束、、、ミラーボール。
ステージには、既に機材がセッティング済み。 ふむふむ、、そういう並びか、、 と、思う間もなく、、、
ばーーん、、
「SAVAGE」
と書かれたグリーンの箱(箱・・言うな^^;)が、、目に飛び込んで来ました。
ええ、言うまでもありません。
・・・あの方のですよね^^
楽器担当の方が、サウンドチェックをされていましたが、、 赤いシンライン・・・の他に、、マーティンのアコースティックギターが、、、、
あれ?
そういう、余計なことはすぐに目に入るワタシです^^;
とりあえず、前方に荷物をドサドサっと置き、、本日の立ち位置を、無事に確保^^ お友達と既に、踊る気まんまんです^^
因みに、ステージに向って左に深町さん、ギターの佐藤さん、ドラムの成田さん、 ベースの角田さん、サックス(パーカッションも)の春名さん、トランペットの鈴木さん。 フロントに、ケロさん、南條さん、、それからもう1本、、、^^; そんな具合です。
最初のうちは、まだまだフロアに余裕があり、多少暴れても(笑)大丈夫かな、、、なんて思っていた頃、 時間にあまり遅れることなく、、、、客電が落ち、、、
司会進行の、、、誠さんが、、、 舞台左に作りつけられた、階段にドドーンと登場^^ ・・・やってみたかったのかしら、、こういう派手な演出(笑)。 でも、到ってラフな感じでいらして、、、 たしか、、えんじのニット帽に、この日のために作られたという、Tシャツ!にジーンズといった佇まい^^ そして、なぜか黒ぶちのメガネまでかけていらっさいました。
でね、登場するなり、、階段が気に入っちゃったらしく、、、
「いいなあ、、これ、、」
何度か、数段昇り直しては降り、、を繰り返して、、なかなか降りていらっさいません(笑)。 ま、高いとこからってもナンナノデ、、ということで、やっと、、舞台の中央にいらっさいました^^
誠さんの方から、今回のイベントが開催になった経緯がお話ありました。 そもそものきっかけは、去年の春先にあった、、高円寺ジロキチでの南條ソウルバンドのライブ。 このとき、誠さんもゲストだったと記憶していますが、その時に、ポーター代表の吉田氏がご覧になっていらして。 感動のあまり、「動けなくなる」ほどだったのだそうです。 で、これを何とかもっと多くの人に披露する機会はないか、、ということで、有志が集まり、役割分担を行い、今回の実現の運びとなったそうです。
でです。 南條さんが唄うのであれば!!そういうことならば。、、どうしても、前座で唄いたいという「若者」がいるそうなんですけど、、、
「呼んできますね」
と、言いつつ、、「がちゃ」と言いながらマイクを置き、、^^; ステージの袖へ小走りで去る誠さん、、、
あのぉぉぉぉ、すんごいバレバレなんですけどー^^
メガネを外して、、アコギを抱えて、
誠さんが戻ってきました(笑)。
「えーーーっ、若者ぉ?若手ぇ?」
の会場からのツッコミに恐縮しながらも、、、(とはいえ、本気で非難している気は毛頭ないらしい^^;)
「・・・すぐ、終わりますって^^;」
誠さんのバンドメンバーと、南條ソウルバンドでは、一部のメンバーさんがダブっております^^ 「せっかくですから、、」ということで、、成田さん、深町さん、角田さんのお三方を先にステージに呼んで、なんと2曲も披露!! 成田さんはこのとき、パーカッションでした。
「SMILE&SLEEP」と「Waltz In Blue」
この組み合わせは、さすがに初めて。 新鮮なものを感じつつ、、まさか、今日という日に、全く予期していなかったアコースティックな時間のプレゼント!!! 少々高めなステージに立つ誠さんたちを見上げながら、、ゆったりと聴き入っていたのでありました。
さて、、それが終わると、、 いよいよ真打ち登場・・・みたいな雰囲気になってきます^^
ステージに、他のメンバーさんも登場。 南條さん、ピンクのパンツでした〜〜!!
冒頭より、ストレートど真ん中に投げ込まれた感じ^^ すこうしずつ点火していく感じもいいけれど、なんせ「ダンスパーティー」ですからね、、いきなり踊れるモードなわけです。 ・・・で、早速踊り倒しに入りました(笑)。 おなじみのオーティス・レディング、アレサ・フランクリン、、、エトセトラ!! 次々に畳み掛けられるのが、もう楽しくて楽しくてたまりません^^。周りもみんな、満開な笑顔なわけです。
ある曲の途中で、さっとステージの袖に消えたケロさん。 ・・・何を企んでる?と、思ったら。 ご自分がリードを取る曲で、先ほどの誠さん同様に、階段から登場でしたーー^^ 派手にご登場されたわりには、一段ずつ確認するようにそうっと降りてらしたのは、、ちょっと可愛らしかったかも^^ (それにしても、メンバーさん、ウケすぎウケすぎ^^;)
で、たま〜にしか、南條ソウルのライブにはいないワタクシなのですが、ちゃっかり、常連のお友達の傍で思いっきり盛り上がらせていただきました^^ だって〜!!、、、ねえ。嬉しいじゃありませんか。
大体、セットの終わりに近づく頃に演奏される、 「Day Tripper」(勿論、オリジナルはビートルズです。これがまたかあっこいいんだから!!) 「Try a little tenderness」!! ここで、最初の大きな盛り上がりって感じかな〜。
誠さん、、2階から見てらしたのが1階の自分の立ち位置からわかったのですが、目を輝かせて嬉しそうにご覧になってたのが、遠目でもわかりました^^。 そもそも、このバンドをみんなに紹介できるのが嬉しくてたまらないって感じでしたから。 ホーンのソロの時なんか、下のお客さんとおんなしように、、指さす仕草されてたり、、立ち上がって身を乗り出すようにしてご覧になってました。 (えーと、ダンシングスペースなら、まだたっぷりありますよー^^と、申し上げたいくらいに^^)
そして、、しばしのブレイク〜。 ここで、渇いたノドを潤すためにドリンクバーに並んでみたり、、(これがまた大盛況) 近くに階段があったので、そこで休憩してみたり^^ゆるゆると過ごす。
で、そろそろかなって気がつくと、後ろを振り向くとさっきと違って、人でぎっしりと埋まっています。
これまたお馴染の、オーティスの「Respect」で再開〜♪
しばし、数曲で盛りあがったあと、、ついに、あの方の登場です。
「Are you ready?」
って方の登場です^^
南條さんのコールで登場した誠さんは、今度は「年相応に」^^なんていわれてましたが、、 さっきと少し雰囲気が違い、黒い帽子、黒?チャコールグレー?、、のジャケットを羽織り、そしてサングラス、、、といういでたちです。
で、手にするギターは赤いシンラインです。
待ってましたーーーー!!
誠さんが入っての1曲目は、、「I shot the sheriff」。
ボブ・マーレーとクラプトン、、 ロックとソウルとレゲエの融合ですよ、、、
もう、演奏とあいまって、もう圧巻でした!! 誠さんのギターソロもフューチャーされていたのですが、途中、会場のどこからともなく「マ・コ・トー!」コールが起こり。 サングラス越しではあったけど、、誠さんのほっぺで、笑っていらっしゃるのがわかりました^^(想像できるでしょ、ね^^?)
楽しいんだろうなあ、、ああいう雰囲気って。 常々思うのだけど、聴き手としてライブに参加するとき、思う存分演奏できる、歌える、、、 そういう素敵な雰囲気を、いつでも作れたらいいなあって、改めて思いました。 で、サングラスなのをいいことに(こらこら、失礼だろう^^;)、、お客さんを隅から隅まで眺め、、、しっかりとご自身の目に、記憶に焼き付けていらっしゃるようでした。
2曲めは、これまたオーティスで「(Sitting On)The Dock Of The Bay」。 途中の口笛は、南條さんと誠さんがデュエット^^ しかも、お2人とも波止場にいるお気持ちなのか、、前のモニター(で、よかったかな?)に片足をかけ、、、と、南條さんがやったら、 誠さんもすかさず、ギターは抱えたままで同じように^^なんか、、すんごい絵だったよ〜(笑)。
そして、3曲めは、、、 これまた、もう超有名なマーヴィン・ゲイの「What's Going On」。 誠さんご自身も去年はマーティンのライブで、唄いつづけていましたが、いやあ、、これはすごいよね。 鈴木さんのトランペット、、、これは鳥肌ものですね。すごく素敵!! ボーカルも誠さんと、南條さんで。 お2人の声質や唄いまわしの違いも楽しくて、、、で、お約束のコール&レスポンスもあって、本当にハッピーです。 この曲が、何の制約も受けずにみんなに唄われる世の中であって欲しい、、とも思います。
で。そのままやっぱり引っ込みたくないよね^^
「このまま残ってていいですか」^^
と、直立不動で南條さんに尋ねる誠さんに、無事に許可が下りたので^^このまま、ギターとして居残ります^^ いえいっっ!!
で、ここからまたまた畳み掛けます。 残念ながら先日亡くなってしまいましたが、
JB!!
個人的には、この曲とっても久しぶりで嬉しかったのだ。 「Soul Power」!! 渾身の力を込めて、天に拳を突き上げちゃうのだ。 そして、「Cold Sweat」!! お馴染のダンスも楽しいけれど、ここは春名さんのサックスソロ炸裂で最高潮に盛り上がっちゃいます。
怒涛の勢いのまま、「Satisfaction」!!このあたりは、いつもとおんなじー^^
本編の締めくくりも「Honky Tonk」ですから!! (大体、早退が多いワタシはこの曲まで辿りつけることは、年に片手に数えられるほどもなく^^;;;) 途中でしゃがむ、お約束の動作がありますけど、後ろで盛り上がっていた、若いオニイチャンたち。 一瞬びっくりしたみたいだけど(笑)、早速真似っこしてくれたみたいで、それも嬉しかったですねー。 南條さんの「とっても愛してます」がいっぱい聴けたのも嬉しかった^^
アンコールの歓声と拍手もすごかったね!! 最初は勢い余って、真ん中で喋り始めてご開帳までしちゃったのに「あ、場所を間違えた」っておっしゃって。 先ほどの立ち位置(向って右寄り)に立ち直して、、最初からやり直し(笑)。 ここでもご開帳、、、、^^;あれっ、1ステージ1回のお約束では、、?とつい思っちゃうクセがあるのですが、、、 「本当は、1ステージ1回なんですよ」って(爆)。 誠さんご自身も、今回のこの盛り上がりをとても喜んでいらっしゃる様子で、、、見ていて嬉しくなります。
アンコールは、みんなこの日のために作られたTシャツをお召しで出てらっさいました!(ブルー&ブラック) ケロさんだけ、パステルカラーの淡い色のTシャツ。微妙、、、にご不満ですか^^; (膨張色って・・・(^^;。お客さんが「カワイイ!」というので、どうやら納得されたようです。 でも、さすがに「何回も言わせないっ!!」と、誠さんに言われちゃってたのが可笑しい。)
アンコールは、これまたお馴染の「Sweet Soul Music」!! そして、ここのところ何度も演奏されてますが「Tennesee Waltz」。 但し、歌い上げる感じのではなく、、セカンドラインのリズムに乗った軽快なアレンジ。これ、初めて聴いた時「かっこいいなあ、、」と思って^^ 1回ブレイクしてからの、賑やかな盛り上がりが、、ホントに大団円って感じで限りなく楽しい。 で、こういうときの仕切りって、やっぱり大きなステージ慣れしている誠さんの段取りがテキパキしていて抜群です^^ メンバーさんを促して、ステージ前列に並んでもらいご挨拶ですーー^^ (ええと、、退場に際して、、誠さんがケロさんを半ば連行気味なのがこれまた可笑しかった^^;)
で、これで終わっちゃうのも何だか名残惜しいと思ったお客さん達。・・・もう1回、呼んでみる^^ ダブルアンコールでは、南條さん、成田さん、深町さん。だけが登場、、、しっとりと、それでいて熱く唄い上げる南條さん。 お客さんは、みんな引き込まれたと思います。本当に素晴らしかったです。
誠さんが最後にもう一度出ていらして、、締めのご挨拶です。
またやりましょう!って^^。
そのコトバ信じて待っていますよ。
今回は、有志の方で運営と言いながら、 本格的に撮影、録音(しかも、本格的なレコーディングらしいです。いつも、マーティンツアーの音響を担当されている方がやってらしたのだそうです) されたり、、、もうそれこそ、色んな方々の力あってこそ。 去年もそんなライブがあったけれど、(まだ記憶に新しい札幌など) なんかそういうイベントって、皆さんの心意気がストレートに伝わるのか、独特な盛り上がりを見せますよねー。 慣れないこともあるだろうから、大変なことも多いと思います。でも、、こういうのすごくいいなあって思いました。
南條ソウルバンドの皆様、誠さん、 このイベントに関わった全てのスタッフ関係者の皆様、、 素敵な時間を、ありがとうございました。
※ウォーミングアップなしの全力疾走がタタリ(笑)。半日ばかり使い物にならなかったのは本当の話(爆)
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